関係代名詞を嫌いだという人は多いと思います。特に英語があまり好きではない人のなかには、この関係代名詞という名前を聞いただけで、拒絶反応を示す人も多くいますが、関係詞は英文でよく使われますし、基本的な使い方はそんなに難しくないのでがんばってマスターしましょう。
関係代名詞とは、代名詞と接続詞を兼ねたようなものです。次の2文を一つの文につなげる仕組みをみてみましょう。
I know the boy who is playing baseball.
とします。この場合who 以下の文に修飾される名詞(ここでは the boy )を先行詞とよびます。先行詞が人の場合は関係代名詞は who, whose , whom を使います。どんな時に who, whose, whom を使うのか例をあげてみていきましょう。I have a friend who can play the piano very well.
この場合の先行詞は a friend です。関係代名詞の who は以下の文 can
play the piano very well
の主語になっています。このように主語の場合は主格の
who をつかいます。ちょっと練習してみましょう。次の2文を関係代名詞をつかって1文にしてみましょう。
できましたか?
(2) を He is Bob who is wearing a T-shirt. とした人はいませんか? こんなふうにすると、「彼は Tシャツをきたボブです」というようになっておかしいでしょう?(着物をきたボブもいるみたいでしょう?)では次に whose の使い方です。
I know a girl whose hobby is playing Pachinko.
(私は趣味がパチンコだという女の子を知っています)
この場合、
2文に分けると、I know a girl.そしてもう一つは Her hobby is playingplaying Pachinko.
というように 所有格のHer がつかわれます。このように所有格が使われる場合は関係代名詞も所有格の
whoseがつかわれます。ちょっと練習してみましょう。次の2文を関係代名詞をつかって1文にしてみましょう。
I have a friend. Her mother is a famous writer.
最後に whom の使い方です。(口語では whom 代わりにwho をつかうことがよく あります。
I don't like the man whom I met yesterday.
この場合2文にわけると、I don't like the man. I met the man(him) yesterday. となります。 関係代名詞で表される the man はこの場合目的語となるので、関係代名詞も、目的格のwhom が使われます。
今までは先行詞が人物の場合を見てきましたが、今度は先行詞がこの場合関係代名詞は主格(主語になる場合)は、
which(that), 所有格はof which ( whose) ,目的格は which(that) をつかいます。主格: I bought a book which(that) had many pictures.
所有格: The house whose roof( the roof of which) is green is my uncle's.
目的格: The glass which I broke this morning was very expensive.
以上が関係代名詞の基本です。もうすこし詳しく勉強したい人はここをクリックしてね。
それでは問題をやってみましょう。次の2文を関係代名詞を用いて1文にしてみましょう。
どうですか? そんなに難しくないでしょう。では掲示板をはりつけておきますから、自分のことを関係代名詞を使った文であらわしてください。映画や歌の文句でもいいですよ。
ここに掲示板をはりつけておきます。